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働き方の多様化に伴い、近年フリーランスへの転身する方が増えております。
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その反面、フリーランスになってみて不安に思うことも多くあるかと思います。
家や車を購入したいけいど、会社員と違いローンが組めないのでは?
そう思われた方も多いのではないでしょうか
今回はフリーランスにとっての「ローンの実態」や「審査の注意点」をご紹介します!
フリーランスはローンを組めるの?
結論からお話しすると、フリーランスでもローンが組めます!
ローンの審査としては【会社員である必要性】はなく、会社、会社員であれば会社員のための審査基準、フリーランスなどの自営業者であれば、自営業者に対する基準を設けていることが多いでしょう。
しかし、会社員に比べて審査が厳しめになっているのが事実です。
続いて審査のポイントを確認してみましょう
フリーランスがローンを組むための審査ポイントは?
審査のポイントは大きく3つあります。
①収入の安定性
②事業の継続性
③個人の信用情報
これらがフリーランスがローンを組む上で最も重要視される審査基準でしょう。
1つずつ解説していきます。
①収入(所得)の安定性
審査基準の1つ目は「収入の安定性」です。
会社員の場合、会社から給与として収入を得ることが出来ます。これは退職したり、病気やケガなどで働けなくなる場合を除き、途絶えることがない安定的な収入です。
しかしフリーランスにとっては顧客の数や案件の売上規模が収入に大きく結びついています。
活動始めは特に顧客が定着することも少なく、定着してくれたと思った矢先、いきなり途絶えてしまうことも多いでしょう。
こうした背景が「収入の安定さ」という審査基準を影響します。
②事業の継続性
2つ目は「事業の継続性」です。
これは起業してからの年数とやその事業の継続性を判断します。
まず起業してからの年数ですがローンの種類にもよりますが、住宅ローンであれば少なくとも3年は必要です。もちろん自動車ローンなどの金額の高くないローンや①で挙げた通り収入の安定性が確保されていればこの限りではありませんが、安心して審査に申し込めるのは3年を経過していることが望ましいです。
また確定申告などからこの3年の期間における事業の収支を確認し、今後の事業の継続性も判断されます。
例えば新型コロナの感染対策アドバイザーの事業をしていました。1年目は黒字で2年目はギリギリ黒字、3年目は赤字でした。収支からもわかる通り、こういった時期的に発生する一時的の業務に関しては事業継続の可否が問われ、審査を通りにくい場合があります。
③個人の信用情報
こちらはフリーランス・会社員関係なく判断される税金の滞納やクレジットカードの支払遅延などによる個人の信用情報の悪化です。
また事業資金などの他ローンの残高やスマホ購入時の分割払いの残高や支払い状況も信用情報に影響しています。
ローン審査においては、信用情報の調査は確実に行われます。
特にフリーランスに転身することで、会社員時代より納めるべき税金の種類も増え、健康保険料や国民年金なども自分で納める必要があります。
納税・納付忘れや、確定申告の遅延などが発生するリスクもあり、十分に注意する必要があります。
うっかりしていたなどの理由が信用情報に傷をつけ、審査に大きな影響を与えてしまうでしょう。
フリーランスが納める税金については下記記事でも紹介させていただいています。
フリーランスがローンを組むためにやるべきことは?
ここまで紹介する中で、「フリーランスはやっぱりローンを組みにくいのか…」と落胆されている方もいらっしゃるかと思います。フリーランスがローンを組む上でやるべきことを紹介します!
①安定した収入の確保
やはりローンを申込む上でここは避けては通れません。
信用情報を高めることも含めた、上記であげたような審査基準を満たすことは最優先に行ってください。
まずはフリーランスとしての社会的地位を確立させ、支払能力を証明していくことが大切です。
案件獲得方法などは別記事でも紹介させていただいていますので、ぜひご確認ください。
②資金(自己資金)を確保しておく
事業を行う中でしっかりと資金を確保していきましょう。
いきなり高額な住宅ローンに申込むのではなく、自動車ローンなどから申込、更に頭金の割合を高める「少額ローン」から試してみましょう。
少額ローンを返済した実績がこの後の③に繋がります。
③金融機関との信頼を築く
事業資金の借入などで既に金融機関との取引がある場合は、その関係を上手く使いましょう。
一定の基準は同じでも、金融機関によって審査基準は異なっています。
一度資金の借入を行っていたり、遅延なく返済をしている実績があれば、その金融機関からの新規ローンが組みやすくなる場合もあります。
また取引金融機関をメインバンクとして運用し、売上の入金や経費の支払いなどを行うことで、金融機関からの信用を得る可能性もあります。
また返済実績を作っていくことで、より大きいローンを組むことや金利の利率低下にも繋がる可能性があります。
自動車や住宅などの資産購入のメリット
車や家などに関する費用は一部経費にて計上することができ、税金の節税対策になります。
注意点としてはプライベートと事業で使用している場合、全額経費へ計上することができません。どの割合で使用しているか「家事按分」により経費へ計上できる金額が決定されます。
車と家に関しては主に以下を経費にすることができます。
資産種類 | 経費にできるもの | 注意点 |
自動車 | 購入費(減価償却費) 利息 ガソリン代 駐車場代 車検代・自動車税・自賠責保険料 | 処分時のリサイクル費用は経費にならない |
住宅 | 購入費(減価償却費) 利息 補修管理費 | 事業割合が50%を超えた場合、 住宅ローン控除が受けられないので注意 |
まとめ
いかがでしょう。
今回はフリーランスがローンを組む際の注意点などを紹介させていただきました。
やはり会社員と比べてローンを組むハードルは少し高いのが実情です。
しかし一度ハードルを越えてしまえば、新規ローンの審査も通りやすくなるでしょう。
また審査に通ったということはフリーランスとしての活動が社会的に安定していることが認められたという証明にもなります。
当メディアは他にもフリーランスで活動していく中で有益となる情報をどんどんお届けしていきます。
ぜひ他の記事もご覧になってください!
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