起業のハードルはひと昔前よりも大きく下がりました。
また近年、各会社でも副業が認められるようになったことに伴い、副業をしながら会社を設立・経営する人達も増えてきています。
一方で、会社を設立するためには、様々なプロセスを踏む必要があり、どのように会社設立したらいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
会社を設立のためのプロセスはこちら☟
そのため今回は、会社の設立にあたって、設立代行を依頼しない場合、依頼する場合のそれぞれで、おすすめのサービスを紹介していきます。
会社設立代行を依頼する?しない?どっちがいいの?
会社設立にあたっては、代行サービスを利用するかしないか、悩む方も多くいると思います。
ただ、一概にどちらが良いとは言い難いので、例えば、以下の点を考慮して決めるといいでしょう。
設立代行を依頼するメリット
- 煩雑な設立手続きは、基本的には全て代行してくれ、依頼を受けた書類を提出するのみでいい
- 設立手続きで生じた疑問は、気軽に質問できる
- 設立に必要な期間が短い
設立代行を依頼するデメリット
- 費用がかかる
設立代行を依頼しないメリット
- 設立代行を依頼する場合の手数料はかからない
- 会社設立の知識・経験が身をもって身につく
設立代行を依頼しないデメリット
- 設立手続きで疑問が生じた場合、基本的には自分で調べる必要がある
- 自分で全てのプロセスをこなす必要があるため時間がかる
以上のメリット・デメリットを踏まえると、コスト面が一番大きな違いといえます。
そのため、会社設立における予算に応じて決めるというのも一つの手かもしれません。
ここからは、会社の設立代行を依頼する場合、依頼しない場合のそれぞれで、おすすめのサービスを紹介していきます。
設立代行を依頼する場合
設立代行を依頼して、会社を設立するなら、以下の2つのサービスがおススメです。
ベンチャーサポート税理士法人
ベンチャーサポート税理士法人は、「お役立ち会計事務所・全国100選」にも選ばれたことがある税理士法人で、2万件以上の会社設立の実績を誇っています。
無料相談の内容が充実しており、会社設立に必要なノウハウや資料を無料で提供してくれたりもするため、口コミでの評価が高く、クライアント数を増やし続けています。
また会社設立費用も業界最安値となっており、設立後の税務顧問契約をすることで、設立のための手数料が無料になったりもします。
ベンチャーパートナーズ総合会計事務所
ベンチャーパートナーズ総合会計事務所も、ベンチャーサポート税理士法人同様、起業支援に力を入れており、これまで5,000件以上の案件をこなし、会社設立案件も2,500社以上の実績があります。
また設立後の融資の部分に特に力を入れているため、会社設立後すぐに融資等を検討している会社にとっては、おすすめといえるでしょう。
ベンチャーサポート税理士法人同様、会社設立費用は業界最安値となっており、設立後の税務顧問契約をすることで、設立のための手数料が無料になったりもします。
補足点
なお本来、会社設立における登記手続きの代行は、司法書士のみが行えるサービスであるため、単に会社設立=登記と考える場合、税理士法人を利用する必要はありません。
一方で、会社設立を代行している税理士法人の場合、司法書士と提携しているのが一般的です。
また会社登記後、会社が業務を行うためには税務署への届け出が必要となっており、その場合には税理士に書類作成を依頼することが一般的であるため、会社設立の代行サービスを利用する場合は、税理士法人に依頼するのが無難といえます。
また、税理士法人に依頼した場合、上述の通り、顧問契約等を結ぶことで様々な割引が利用できたりもしますので、その点も考慮して決めるといいでしょう。
設立代行を依頼しない場合
設立代行を依頼せず、自ら会社を設立するなら、以下の2つのサービスがおススメです。
Freee
専門家に依頼せずに会社設立を行う場合、今最も有名なのが、株式会社Freeeが運営する「会社設立Freee」ではないでしょうか。
Freeeでは、表示される質問に答えるだけの簡単な操作で、会社成立に必要な書類が無料で作成できてしまいます。会社設立の手順が分からない方にとっても安心のサービスとなっています。
提出資料の内容を間違えてしまうのが心配だったり、資料作成に時間をかけたくない方には、書類作成から法務局への資料提出までを、手数料3万円で専門家が代行してくれるオプションサービスもあります。
マネーフォワード
Freeeと並んで利用されているのが、株式会社マネーフォワードが運営する「マネーフォワード会社設立」です。マネーフォワード会社設立では、3つのステップを進めていくだけで簡単にできる会社設立が可能です。
なお、マネーフォワード会社設立では、印鑑や電子定款などの作成も可能(有料)で、会社設立に必要な事項をきめこまかくサポートしてくれます。
さらには、会社設立後に必要な、年金事務所や税務署、労働基準監督署などへの届出申請サポートなどもあり、初めて会社設立する場合にはおすすめです。
まとめ
会社を設立する際に設立代行を依頼するかしないかは、主にコスト比較して決めるのが一般的といえます。
ただ最近では、自ら会社を設立する場合でもあっても、必要事項を入力するだけで、会社設立に必要な書類を作成できてしまうサービスも出てきていますので、そのハードルは下がっています。
会社設立に時間をかけてもいい方やコストを抑えたいという方は、自力で会社設立してみるのもいいかもしれません。
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