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フリーランスとして仕事を獲得する際、企業に自身の履歴書や職務経歴書を提出するシーンがあります。
経歴や実績を伝えるために非常に重要な役割を担うため、履歴書と職務経歴書の違いや書き方のポイントをご紹介します。
履歴書と職務経歴書の違い
履歴書は企業担当者が「応募者のプロフィールを確認する書類」であり、氏名や連絡先、学歴、職歴及び保有資格等を記載します。
一方、職務経歴書は「これまでの業務経験、実績やスキルを確認する書類」であり、各所属企業での業務内容、実績及び自身が提供できるスキルや知識を記載します。
職務要約とは
職務経歴書の冒頭に、職務要約を記載します。これまでの業務内容や経験をまとめた職務経歴書を、更に簡潔にまとめたものが職務要約になります。
履歴書・職務経歴書の活用シーン
企業へ転職する際の流れと同様に、案件によっては応募する際、面接に進む前に履歴書・職務経歴書の提出が求められる場合があります。
職務経歴書の重要性
案件にもよりますが、履歴書よりも職務経歴書を重視する傾向があるようです。フリーランスを活用する企業側のニーズとしても、明確で具体的なスキルを活かした課題解決をしてほしいというケースが多いため、学歴や職歴よりも、実際の業務でどの様な価値を提供したか・実績があるかを重要視するケースが多いようです。
履歴書と職務経歴書の主要項目
履歴書
・日付
・写真
・氏名
・生年月日
・現住所
・電話番号
・連絡先
・学歴
・職歴
・免許・資格
職務経歴書
・日付
・氏名
・職務要約
・職務経歴 (在籍(関わった)企業毎に期間、部署及び業務内容を記載。)
履歴書、職務経歴書の書き方ポイント
履歴書
履歴書は、ある程度フォーマット化されており、記入事項が明確です。このため、事実を忠実に記載することが重要です。例えば、学歴や職歴は故意ではなくても誤って記載してしまうと、学歴・経歴詐称となるケースもあるので注意が必要です。正式な学校名及び学部名、企業名及び入社日・勤続年数などは正確に記入する必要があります。
職務経歴書
実績を明示する
参画したプロジェクトの内容や従事した業務内容は勿論、プロジェクトや従事した業務を達成したことにより得られた効果を具体的な数字で示せれば良いでしょう。
例1：製品不具合に対する要因分析及び是正案の立案を行った。
例2：製品不具合に対する要因分析及び是正案の立案を行い、是正策を実行したことにより、製品不具合が減少し、月300万円の逸失売上を回収出来た。
例2の方が、より具体的に成果が分かりますね。また、プロジェクトの開始から終了までの期間に対してどの程度関わっていたか分かるように期間を明記することも必要です。
プロジェクトに関わっていた期間が短い、長いという単純な視点ではなく、短い期間でも任された仕事に対して最後まで責任をもって取り組み、成果を出したかどうかが重要です。
コミュニケーションが取れる人材か
フリーランスとして企業の業務を受ける場合、初めて会う方と仕事することが多いはずです。企業側から見ると、普段、慣れ親しんだ仲間とは当たり前に意思の疎通が図れていたことでも、初対面のフフリーランスと仕事をする場合は、難しいんではないか。と疑ってかかる人もいるでしょう。
このため、これまでの業務経験・実績から、コミュニケーションについては問題なく、初対面の人とでもプロとしてコミュニケーションがとれることが分かる事例を記載しておくことが重要です。
フレキシブルな対応が出来るかどうか
フリーランスとして参画するプロジェクトは、業務内容が明確のものもあれば、コンセプトの概略は決まっているが、明確な方向性やソリューションなど、詳細が決まっていないケースもあります。
この場合、大まかなイメージを具体的な方向性や具体的な解決策や成果物までに落とし込む力がフリーランスに求められます。
プロとして、企業の課題を解決するコンサルタントとしての役目も企業からは求められます。
このため、これまでの業務経験・実績から、自らが主体となり、課題発見から解決策の立案までをゼロから創り上げた実績等があればアピールポイントとなるでしょう。
大切な事は、創り上げたものの大きさではなく、与えられたタスクに対して忠実に実行するだけではなく、自身が課題を持ち新しいものを創り上げられるかどうかが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、フリーランスの職務経歴書と履歴書の書き方とポイントをご紹介しました。
フリーランスとして企業に自身の経験・スキルを知ってもらうために、履歴書・職務経歴書は重要と思っていただけたかともいます。
中でも、企業にとって今欲しい経験やスキルかどうかを判断するためにも、職務経歴書は重要です。
自身のキャリアを振り返り、丁寧に作っておきましょう！
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