こんにちは。Freedox Magazine です。
当ブログは「フリーランス」「副業」「独立」「起業」などをテーマに皆様が少しでも豊かな生活ができるよう役立つ情報を発信しております。
就職や転職市場ではまだまだ資格の有無は他者との差別化に有効です。だからといって何でもかんでも取得すれば良いというわけではありません。
ビジネスもしくは希望する企業において有力な知識やスキルを表現できるような資格を取得することが大切です。
ということで、今回は簡単だけど企業に注目される資格をいくつかご紹介させていただきます!
TOEIC
まずは「TOEIC」です。こちらは自分の英語力を表す最も標準な指標となる資格になります。
こちら資格は合格・不合格などの合否判定はなく、満点を990点としたスコア試験となります。獲得したスコア(点数)によって英語力が表されます。よって取得難易度に関しても簡単から最難関となります。
試験はリスニングとリーディングがそれぞれ495点で構成されております。
具体的なスコア別の英語レベルは下記の通りです。
スコア | 英検目安 | 学年レベル | 英語力 |
300 | 5級 | 中学1年 | 簡単な英語が使える |
400 | 4級 | 中学2年 | 基本的な英語が使える |
500 | 3級 – 準2級 | 中学3年 | 就職試験で記載できる最低レベル 簡単な英会話は可能 |
600 | 準2級 | 高校2年 | 就職や転職に有利となるスコア帯 ビジネスでの英語使用が最低限可能なレベル |
700 | 2級 | 高校3年 | メールなど、ビジネスでの英語使用が可能だが英語での会議は難しい |
800 | 準1級 | 大学中級 | 外資系企業においても問題なく英語を使用した業務が遂行できる |
900 | 1級 | 大学上級 | 全く不自由なく英語を中心とした環境の中でも十分に活躍できるレベル |
最低でもスコアは600点以上が必要だが、英語を活かした業務に就くのであれば800以上を目指していきたいところです。
外資系企業の求人では最低700点以上の掲示しているものを確認したが、業務を問題なく遂行するには同様に800点以上を目指しましょう。
また「TOEIC」の魅力としてはほぼ毎月試験が開催されることです。よって自分のペースで勉強・受験ができ、自分の英語力のアップデートができます。
FP(ファイナンシャル・プランニング)技能士
続いて紹介するのはFP(ファイナンシャルプランニング)技能士試験です。
ファイナンシャル・プランナーとは年金・保険どの金融商品や税金、不動産、投資などの幅広い知識を使い顧客に将来の資産形成などのライフ・プランニングに関する相談に対応し、アドバイスをする人のことです。
FP試験はいくつか種類がありますが今回はFP技能士について紹介していきます。
その他のFP資格については下記記事で紹介させていただいてますので、ぜひご覧ください。
FP技能士試験は3級から1級までありますが合格率に関しては
3級:50% 2級:30% 1級:15%
となっております。
資格として活用するには「2級」取得を目指すといいでしょう
FPの魅力は何といっても金融に関する知識の豊富さです。
FPの資格が直接的に役立つ業界としては金融機関、証券会社、保険会社、不動産会社(メーカー)ですが、年金や保険の知識などは人事・総務・経理職としては全業界に通じることでしょう
社会人として知ってて得する内容も含まれるため、就職や転職だけでなく、自身のライフプランの形成にも役立てるはずです。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
「MOS」とはMicrosoftが提供するサービス「Microsoft Office」の使用に関する知識やスキルを証明する資格となります。
Microsoft Officeは「Excel」や「Word」を始め、ビジネスにおける基本的ツールとして国内外問わず様々な企業で導入されています。
「MOS」の資格所有者はこれらのツールを使用できるだけでなく、スペシャリストとしてより応用的に活用できることができます。
これは作業効率を高めるだけでなく、魅力的な資料、プレゼンテーションの作成にも役立て、就職・転職市場において大きなアピールポイントになります。
合格難易度は比較的に簡単で80%の合格率があるため、対策すれば問題なく合格できるでしょう。
試験科目は
・Excel(表計算)
・Word(文書作成)
・Power Point(プレゼンテーション)
・Access(データベース管理)
・Outlook(電子メール・情報管理)
のそれぞれ5科目から好きな科目を選択します。
最も使用頻度が高いと思われる「Excel」・「Word」の他に営業職であれば「Power Point」、大容量のデータ処理が必要な事務職に関しては「Access」の取得を目指すと良いでしょう。
またスペシャリストの上に高難易度な「エキスパート」もあるので、余裕がある方はこちらの取得も検討してみましょう。
簿記
会社を経営する上で経理は必須であり、簿記は会計の知識・スキルを証明するための資格となります。
学んだ知識・スキルはほぼ全ての業界での活かすことができ、また様々な職種でも役立てることが可能です。経理・財務部門かもちろん、営業であれば会社の経営状態を理解、判断ができ、商談時にコストや利益の説明をより細かくすることができるでしょう。
このように業界、職種を問わず力を発揮できるのが簿記の魅力です。
さて簿記試験ですが3つの種類があります。
種類 | 日商簿記 | 全経簿記 | 全商簿記 |
主催 | 日本商工会議所 | 全国経理教育協会 | 全国商業高校学校協会 |
レベル | 1級~3級 | 上級~3級 | 1級~3級 |
難易度 | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
説明 | 最も有名な簿記試験。仕事で活かすのであればこちらを受験 | 経理の専門学生が受験する試験。上級に限っては難易度が高く、日商1級に近い難易度がある。(合格者は税理士試験の受験資格を得る) | 主に商業高校の学生をターゲットにした試験。基礎的な知識は身につけることが可能だが就職や転職には不向き |
全経簿記や全商簿記は主に学生がターゲットの試験となっており、就職や転職に役立てるのであれば日商簿記2級の取得を目指しましょう。
実際に経理の求人を確認しても「日商2級取得者」との記載を多く確認できます。
2級の勉強時間目安は200~300時間とされており、学校や仕事の合間で勉強することで合格を目指せるでしょう。日商試験は年間3回行われています。
ITパスポート
最後に紹介するのが「ITパスポート」です。
現代社会ではどのような業種、職種においてもビジネスをする上でITへの知識は必要不可欠であります。
「ITパスポート」はこういったビジネスにおけるITへの基礎的な知識を証明する国家資格となります。
新入社員は特にセキュリティやリテラシーに関する知識が乏しく、大手企業ではIT知識を身につける研修も広く行われています。よって「ITパスポート」の保有は就職の有利に働くことでしょう。
転職市場においても未経験からエンジニア志望においては基礎的な知識を身につけている証明になるため、有利に働く可能性もあります。
試験内容は主に3つから構成されており、
ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
これら範囲から出題されます。
国家資格であるものの合格率は50%ほどあるため、比較的取得しやすい資格でもあります。また試験も毎月全都道府県で行われているため、受験のハードルも低めです。
勉強方法は?モチベーションを維持し確実に合格したい・・・
難易度は低めといっても、やはりどの資格も対策をしないと合格することは無理でしょう。
勉強方法は独学や専門学校などがありますが、やはり学生や社会人にとっては本業が忙しい分、通学の必要がある専門学校より独学の方が自由に時間を確保できるかと思います。
しかし独学の場合、教材選びやモチベーション維持などの問題もあります。
よって今回は独学の中でも通信講座の受講をおすすめします。
通信講座であれば自分のペースで勉強でき、かつ合格のノウハウやサポート体制も充実しています。
例えば今回紹介した資格は全て「U-Can (ユーキャン)」で受講可能となっています。
まとめ
いかがでしょう
今回は就職・転職に役立つ資格を紹介させていただきました。
資格の取得は自身の市場価値を高める証明になるだけでなく、資格取得を通じて新たな分野を学ぶことで今の仕事に活かすことにもつながります。
今回紹介した資格は比較的に簡単なものとなりますので、ぜひ挑戦してみて下さい!
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