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Freedox Magazineです。
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企業に雇用されている人でもフリーランスとして独立してる人でも、何らかの形でプロジェクトに関与したことのある人は多いと思います。
プロジェクトの中で、要求されるタスクを実施した経験のある人は多いかもしれませんが、プロジェクト全体を管理したことのある人は、そう多くないかもしれません。
プロジェクトマネジメントという役割を担うことができれば、フリーランスとして働く上で価値が高まることは間違いありません。
前回は、プロジェクトマネジメントに必要なリーダーシップとは何か?ということで、プロジェクトリーダーの思想やふるまいを中心にご紹介しました。プロジェクトマネージャーがメンバーに指示するだけではなく、メンバ自身が行動するよう働きかけることが重要でしたね。
今回も引き続き、リーダーのふるまい・ポイントの続きをご紹介します!
リーダーのふるまい・ポイント
リーダシップの2つの特性
プロジェクトメンバーを動かす、メンバー自身が動くには2つのパワーがあります。
・ポジションパワーによるリーダーシップ
組織における制度上の地位・肩書が持たせる力をいい、権力がもたせるものです。例えば、強制力、報酬力が挙げられます。
社長、部長だからというポジションに不随するものでタイトルがそのまま配下のメンバーに強制力を生み出します。
服従しないと処罰対象となるなど強制力を行使できたり、報酬を与えることが出来る力をいいます。
また特徴的なことは、組織から命を受けタイトルが付けば、得られる権力である一方、失えば同時になくなるものです。
・パーソナルパワーによるリーダーシップ
個人としての魅力が持たせる力をいい、権威がもたせるものです。例えば、人間力、専門力、情報力、関係力が挙げられます。
これは、周囲からの信頼によって成り立つ力のため、組織でのタイトルに関係のない力です。
Aさんのようなリーダーになりたいと思わせる人間的な魅力であったり、専門性の高い知識・スキルによる影響力などがあります。
プロジェクトメンバーであっても、パーソナルパワーのある人材は周囲から信頼を得ることが出来、周りを巻き込んで仕事をすることが出来る人材です。
ポジションパワーとパーソナルパワーの両方をバランスよく発揮することが重要ですね!
ポジションパワーの注意例
ポジションパワーを持っている人が、指示命令する際は注意が必要です。
例えば、急に「今日の夜までに資料準備して」と部下に言い放つのは注意が必要ですね。
その資料が何故夜までに仕上げなければならないのか、背景、目的を明確に伝え、実施することによって得られる成果は何か、更に、何故その部下にお願いしなければならないのかを丁寧に説明する必要がありますね。
プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー等の責任者は、とにかく忙しいと思います。プロジェクトの活動の中で、意思決定者による決定事項に関して、決定に至るまでのプロセスを抜いて結果だけを伝え、強制力を持って実施させることも時には必要かもしれませんが、どの様な経緯で決定されたかを簡単に部下に説明するだけでも、受け手の印象はことなります。
また、メンバーが意思決定のプロセスや経緯を把握することで、今後発生する可能性のある類似事例に対して、メンバーを起点として予め対応できるケースも出てくると思います。
忙しい時ほど、丁寧な説明は重要なポイントだと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プロジェクトメンバーが自発的に動くためのプロジェクトマネージャーとしての振る舞いとして、ポジションパワーを上手く使うこと、そして人間として周囲から信頼されるようなパーソナルパワーを高めていくことも重要ですね。忙しい時こと、深呼吸をしてチームメイトに声掛けをすることで信頼関係を構築していくことも大切なことだと思います。
次回はいよいよ最後!チームビルディングの方法をご紹介します!
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