近年、働き方改革に伴って、副業を解禁する企業が増えてきました。そんな中、中々副業解禁が難しいだろうと考えられてきた、航空業界においても副業解禁の流れが進んでいます。
一方で、副業が解禁になって、副業してみたいけど、「どんな副業ができるか分からない」や「自分のスキルをどう活かせばいいか分からない」といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、航空業界の中でも客室乗務員に絞り、客室乗務員の方々へ向けた副業について紹介していきます。
スキルを活かした副業
マナー講師
客室乗務員として、お客様の前に立つまでには、多くのマナーを学ぶこととなります。また、客室乗務員となった後でも、より良い「おもてなし」をするべく、様々なマナーを学んできたはずです。
そんな経験は、第3者にマナーを教える上で非常に役立ちます。
また、企業においても、新入社員向けを中心に多くのマナー研修を設けていることがありますので、ニーズも間違いなく存在しています。
ホテルやレストランでの接遇
また、そういったマナースキルは、飛行機の上だけでなく、様々な場面においても役立ちます。
例えば、ホテルのコンシェルジュや受付、高級レストランでのウェイターや受付など、マナーを重要視している仕事は多くあります。また、短期・長期共に、多くの募集も行っています。
そのような環境下において、客室乗務員として培ったマナースキルは、即戦力人材として役立つでしょう。
語学教師
客室乗務員の中でも、特に国際線に乗務している場合や外資系の航空会社に勤めているいる場合には、英語をはじめとした語学に精通しているケースが多いはずです。
この語学スキルを活かして、語学を教えることだって可能です。特に英語以外の言語を使用していた場合には、まだまだ希少性が高いので、多くのニーズがあるでしょう。
ゼロからでもできる副業
インフルエンサー
客室乗務員の中には、自身のインスタグラムアカウントを持っている方も多くいるのではないでしょうか。インスタグラムアカウントを持っていて、フォロワー数も数千人程度いる場合には、インフルエンサーとして活動することも考えられます。
自らが広告塔となり、広告収入を得て活動することも立派な副業となります。
Webライター
文章を書くことが苦手でなければ、Webライターに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
インスタグラムの場合もそうですが、フォロワーの中には、客室乗務員の美容事情や、旅行事情などの情報を知りたいと考えている方々も多くいるはずです。
そんな方々へ向け、客室乗務員としての唯一無二の情報発信を行ってみることも選択肢の1つとして考えられます。
物販
中には、「メルカリ」や「ヤフオク」などを使って、既に物販を行っている方もいるかもしれませんが、物販も立派な副業の1つです。
特に最近では、「Base」や「Stores」などを利用して、簡単に自分のネットショップを開設できるようになりました。
そこで販売する商品に基本的には制限はありませんので、自らデザインをした商品を販売してもいいですし、既製品を販売しても良く、webライターなどと比較すると、収益化までの時間は短くなる可能性が高いといえます。
また、インスタグラム運用と合わせて行っているケースが多く、既にSNSでのフォロワーが多くいる場合にもおススメの副業といえます。
インストラクター
また、趣味を仕事にすることを考えてみてもいいかもしれません。
客室乗務員の中には、体型を維持するために、「ヨガ」や「パーソナルトレーニング」を行っている人も多くいるのではないでしょうか。
ここでの経験を活かして、ご自身が教える側になることだって十分可能です。確かに、お客さんを集めなければいけないなど、大変なことも多くありますが、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
その他
もちろん、今回記載した以外にも様々な副業が考えられます。
興味のある方は、以下の記事も覗いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は客室乗務員の方々へ向けた副業について紹介してきました。
今まで副業とは遠い業界であった航空業界においても、今後は副業が当たり前になってくることが予想されます。
副業はやらなければいけないものではありませんが、収入源を可能な限り増やしておくという点において、副業は有効な手段かと思います。
今回のコロナウィルス感染拡大により最も影響を受けた業界の1つに所属しているからこそ、副業の重要性を感じている方も多くいるかと思います。
一度検討してみてはいかがでしょうか。
なお、副業をする場合には、確定申告を忘れずに行いましょう。意外と忘れがちですので要注意です。
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