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皆さんはチャットをビジネスツールとして活用されていますか？
従来の通信手段であるメールは定型のあいさつや署名、送信先の確認など面倒と感じる部分があります。
その点、ビジネスチャットは情報共有の迅速化やリアルタイムで連絡が取れる利便性があり、最近はメールではなくチャットでのやり取りが主流になってきています。フリーランスで活動する上でもクライアントからチャットツールを使用したやり取りを依頼されることもあるでしょう。
今回はフリーランスにおすすめのチャットツールについて紹介させていただきます。
slack
slack（スラック）はアメリカが発祥のビジネスチャットツールです。
slackとは日本語で「ゆるみ」「たるみ」などを意味し、ビジネスにおいても気軽なコミュニケーションがとれるツールとして多くの企業で導入されています。
特徴としては個別のチャットはもちろん、複数人や大人数といったグループでのチャットも可能な利便性の高いチャットツールです、
また外部ツールとの連携にも優れており、
Google(カレンダー、ドライブ)、Zoom、 Microsoft Teams、 GitHub、 Adobe など多くの外部ツールとの連携が可能です。
料金プランは3パターンあり、最初はフリープランを使用してみてください。その後、料金に応じて使用可能な機能が増えるため、クライアントとの対応に合わせて選択してください。
| プラン | 金額 | 特徴・機能例 |
| フリー | 無料 | ・直近90 日分のメッセージ履歴にアクセス ・Google ドライブ、Office 365 など 10 個の外部アプリとの連携が可能 ・画面共有を利用できる音声とビデオによる会話（1 対 1） |
| プロ | 925円／月 | ・メッセージの全履歴が閲覧可能 ・画面共有を利用できる音声とビデオによる会話（50 人まで） |
| ビジネスプラン | 1,600円／月 | ・全メッセージがエクスポートできコンプライアンス要件に対応 ・年中無休・24 時間のサポート |
Chatwork
Chatwork（チャットワーク）は中小企業向けのビジネスチャットツールです。業務用チャットにおいては国内利用者数が最も多くなっています。
その特徴はチャットだけでなく、音声・ビデオ通話や、タスク管理、ファイル管理など業務において必要になるコンテンツが機能に含まれており、ツールの一本化にも向いています。
また国産のビジネスツールでもあるため、日本人にとっては便利かつシンプルに使うことができます。
3パターンの料金プランがあり、料金に応じてグループ通話の人数制限やファイル管理のストレージなどが異なります。無料プランにおける利用期間制限などもないため、まずは無料プランから利用してみて、業務に応じてランクアップを検討してみてください。最も高いプランでも比較的安価な利用料となっています。
| プラン | 料金 | 特徴・機能例 |
| フリー | 無料 | ・ストレージ容量5GB（追加不可） ・ビデオ・音声通話は1対1のみ可能 ・直近40日以内に投稿された最新5,000件までメッセージが閲覧可能 |
| ビジネス | 500円/月 | ・ストレージ容量10GB（追加料金で拡充可能） ・ビデオ・音声通話は14人まで接続可能 ・全てのメッセージ履歴が制限なく閲覧可能 |
| エンタープライズ | 800円/月 | ・ビジネスプランに加えて、チャットログの保存やチャットによるサポートを受けることが可能 |
LINE WORKS
LINE WORKS（ラインワークス）はスマホアプリでおなじみの「LINE」が提供するビジネスチャットツールになります。
トークや音声・ビデオ通話など、普段から使われるLINEと同じ感覚で使用できるため、説明不要で利用を開始できることも魅力です。
LINEならではのスタンプや既読なども搭載されています。
LINE WORKSはビジネスチャットとしての機能に加えて、タスク管理機能も含まれております。
またセキュリティに関する機能は特に充実しており、LINE WORKSを入れた端末を紛失した場合などにおいて、データの削除や機能の制限などをリモートで行うことができます。
料金プランは下記の通りです。アドバンストプランであればドライブやメールなどの利用も可能になるため、ツールの一本化にも役立てられます。
| プラン | 料金 | 特徴・機能例 |
| フリー | 無料 | ・音声/ビデオ通話/画面共有(4人まで、最大60分） |
| スタンダード | 450円/月（年額契約の場合） | ・音声/ビデオ通話/画面共有(200人まで) ・カスタマーサポート/SLA保証 |
| アドバンスト | 800円/月（年額契約の場合） | ・スタンダードプランに加えてドライブとメールの利用が可能 |
チャットツールはクライアントによって使い分ける
フリーランスにおけるビジネスチャットツールはクライアントが指定してくる場合があります。
そのためクライアントの数によっては複数のチャットツールを利用する場合もあるでしょう。
その場合はメインとなるツールは有料プラン、それ以外は無料プランで活用していきましょう。
またメインツールはなるべく自分に合ったものにするべきなので、一度使ってみてから最も使いやすいと感じたツールをメインとしましょう。
まとめ
今回はビジネスチャットツールに関して紹介させていただきました。
チャットでのやり取りは、メールや電話と比べてスピーディに効率よく業務をこなすことに繋がります。
自由なコミュニケーションツールとしても魅力的ですが、ついつい会話がラフになってしまう場合もあります。
クライアントによっては思わぬトラブルを招いてしまいますので、言葉遣いなどに関しては十分気を付けるようにしてください。
Freedox Magazine編集部
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