プロジェクトマネジメントとは?要点を押さえて価値ある人材へ!(プロジェクト企画編②)

独立・フリーランス

こんにちは。

Freedox Magazineです。

本メディアでは、フリーランスや副業をキーワードに皆様が少しでも豊かな生活ができるよう役立つ情報の発信をしております。

企業に雇用されている人でもフリーランスとして独立してる人でも、何らかの形でプロジェクトに関与したことのある人は多いと思います。

プロジェクトの中で、要求されるタスクを実施した経験のある人は多いかもしれませんが、プロジェクト全体を管理したことのある人は、そう多くないかもしれません。

前回は、実際にプロジェクトを企画する上で重要なポイント第一弾として、プロジェクトの目的・目標の設定から、プロジェクト憲章の作成までご紹介しました。

今回はプロジェクトの企画第二弾ということで、実際のプロジェクトの進め方をご紹介します!

ロードマップの作成

ロードマップとは

プロジェクトの目的・目標に向かって、必要なタスク、スケジュール等をプロジェクトメンバーがプロジェクトの全体像を共有する大まかな工程表のことです。

時間軸は、数か月から数年単位のものまで、プロジェクトによって異なります。

なぜ必要?

プロジェクトに関わる人は多く、また、初めて仕事をする人が殆どです。更に、タスクの数は多岐にわたります。

プロジェクトの目的・目標を達成するには、いつ、何をすればよいか。どんなことが障害になるかを視覚的に全体像を把握することで、今、これからどの様な行動をとればいいか明確となります。

また、個々のを実施する上でも全体の中の位置が分かることで俯瞰した仕事が可能となり、リスクに対応出来るようになるため、ロードマップの作成は極めて重要です。

プロジェクトにおけるリスク

どの様なリスクがあるか?

プロジェクトにおいて発生するリスクはどのようなものがあるでしょうか。

例を挙げて考えてみましょう。

(リスク事例)

<タイム>:スケジュールが遅れる

・先行するタスクが完了しないため、後続タスクが開始できない。

・タスクの工数の見積もりが甘かった。

・当初、想定していなかったトラブルが発生し、タスクのボリュームが増えた。

<リソース>:ヒト、モノ、カネの不足、不備

・メンバーのスキルが十分ではなかった。

・予算が足りなくなった。

・メンバーが途中で離脱した。

<スコープ/品質>:成果物の不良

・クライアントからの要求が急遽変更となった。

・成果物の品質が悪く、やり直しが発生した。

リスクマネジメントとは

リスクマネジメントとは、プロジェクト上のリスクに対処する活動をいい、プロジェクトにとってマイナスとなるリスクは予防処置を行い、プラスになるリスクは積極的に活用するようマネジメントすることがリスクマネジメントの目的です。

リスク評価とは

上記のようなリスクの発生が考えられますが、リスクの基準はプロジェクトにより異なります。

プロジェクトのリスク基準や許容できる範囲はプロジェクトごとに定める必要があります。

例えば、定性的リスク評価では、リスクの発生頻度と影響度から対処するリスクの優先順位付けを行い予め取るべき処置を決めておきます。

リスクへの対応策

上記、定性的リスク評価で分析が完了したら、対応策を検討します。

以下の代表的な3つの観点から検討します。

<リスク予防策>

リスクが発生することを未然に予防するための防止策

<対応策(コンティンジェンシープラン)>

リスク発生時に影響度を低減させるための対応策

<トリガーポイント>

コンティンジェンシープランを発動させるための基準となる状況

リスクマネージメント計画表の作成

リスクの洗い出し、分析、対応策を検討したら、計画表として一覧にまとめます。

(分かりやすい例)

 まとめプロジェクトマネジメントとは?要点を押さえて価値ある人材へ!

いかがでしたでしょうか。

今回は、実際にプロジェクトを企画する上で重要な、全体像を示すロードマップ、プロジェクトのリスクとなる項目の洗い出し、評価、対応策の検討等についてご紹介しました!

今回例に挙げたものは、簡単なケースですので、実際のプロジェクトではもっと複雑になると思いますが、基本的な考えを抑えておくことが重要でしょう。

次回は、プロジェクトの計画編ということで、プロジェクトを計画するための手法をご紹介します!

Freedox Inc

Freedox Inc

Freedox.Incは、Freedox magazineの運営会社です。 Freedox magazineは、「より自由な生き方を創造し世界をさらに幸せに」。そんな思いから立ち上げた独立や副業を目指す人へ向けたメディアです。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP