ポルトガルは、ユーラシア大陸の最西端の国で、スペインの隣に位置しています。地図上でみるとスペインの左端にあり、スペインの国土が大きいことから、見落とす人もいるかもしれませんが、見どころ沢山の国です。また、クリスティアーノ・ロナウドの母国としても有名ですね!ポルトガルは一年を通じて過ごしやすい気候ですが、特に、夏のポルトガルは湿度が低くカラッとしてて、最高です!そんな、ポルトガルについて解説していきます!
首都リスボン
ポルトガルの首都リスボンは、テージョ川河口の丘に囲まれていて、「7つの丘の街」とよく呼ばれています。その呼び名の通り、リスボンには坂道が多くありますが、レトロなデザインの路面電車が走っているので、これを使えば楽に移動できます。また、坂の上にはいくつもの展望台があり、そこから見渡す旧市街は壮観です!リスボン自体は比較的コンパクトな街ですが、いくつも世界遺産があったりと、見どころ満載です!
リスボンの世界遺産
ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院の歴史は、1502年まで遡ります。当時のポルトガルの王マヌエル1世がインド航海路を切り開いたエンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えて建設が開始されたのが、ジェロニモス修道院です。
ジェロニモス修道院建設のため、資金は惜しげもなくつぎ込まれ、着工から完成まで約100年の歳月がかかっています。それを象徴するかのような修道院は、実際に見ると圧巻です!
ベレンの塔
ベレンの塔は、ジェロニモス修道院から1kmほど河口に下った水際に位置しています。この塔は、テージョ川を行き交う船を監視するために、マヌエル1世の命によって建設されましたが、その優美な姿から、司馬遼太郎は「テージョ川の貴婦人」と称えたと言われています。
発見のモニュメント
ベレンの塔まで行ったら、せっかくなので、発見のモニュメントも立ち寄りましょう!世界遺産ではありませんが、リスボンのフォトスポットとしても有名です!
大航海時代に活躍した33名の偉人たちが刻まれているこのモニュメントは、エンリケ航海王子没後の記念として1960年に制作されました。
リスボンと一緒に訪れたい街
シントラ
シントラは首都リスボンに隣接しており、リスボンから電車で40分程のところにあります。この都市は、「シントラの文化的景観」として街そのものが世界遺産に登録されています。シントラは、リスボンに比べて比較的小高い丘に位置しており、ムーア人が築いた城跡や王家が暮らした色鮮やかなペーナ宮殿など見所がたくさんです。
ポルト
ポルトは、首都リスボンに次ぐ第2の都市で、ポルトガルの国名の由来にもなった都市です。ポートワインの生産地としても有名ですので、ワイン好きの人は知っているかもしれません。
美しい中世の街並みが残るポルトには、聖クレゴリウス大聖堂やボルサ宮殿のある「ポルト歴史地区」が世界遺産として登録されており、数多くの人が訪れています。
また、「リベイラ地区」では、丸石が敷き詰められた路地が街の間を縫うように繋がっており、ドウロ川に架かるドン・ルイス一世橋を渡ると、街並み全体を見渡せる絶景ポイントがありおます。また、この街は、ジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台のモデルになった街ではないかと言われています。
おまけ
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