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日々、子育てや家事に追われている主婦の方でも在宅で時間に縛られず成果物ベースで報酬を得られる仕事は沢山あります。その中でも、最低限のITツールがあれば出来る仕事として、原稿や文章の校閲、校正という仕事があります。今回は、校閲・校正の仕事の概要や働く条件など見ていきましょう!
校閲・校正とは?
校閲とは、議事脱字、表記揺れ、事実関係の誤り、差別的な表現、不快・不適切な表現などの有無まで、幅広くチェックし訂正する仕事です。
校正とは、元の原稿と比較し、作成中のコンテンツ(雑誌・本等)に誤植や、色彩の違いなどがないかを確認する仕事ともいいます。
校閲・校正が必要か?
一言でいうと、コンテンツの信頼性・品質を向上させ、企業のブランド力を担保することです。
企業がリリースするコンテンツに誤字脱字や表記の揺れがなく、事実関係が根拠に基づいて作成されたコンテンツには説得力があり読み手にとっても有益なコンテンツと言えるでしょう。
校閲は、議事脱字等の単純な作業だけではなく、コンテンツの内容を深堀し、描かれている事実関係を確認し、企業(作者)でさえ気付かないような誤りを発見し修正します。
校閲・校正業務は、作者のアウトプットを第3者の客観的な視点で指摘すること、コンテンツの質を更に高めるための仕事です。校閲・校正担当者が誤りを指摘できなければ、そのまま公にリリースされるので、最後の砦といっても過言ではないでしょう。
内容が素晴しいコンテンツであっても、小さなミスがあるだけで、コンテンツ全体の信頼度は低下します。
一つミスがあると、他にもミスがあるのではないか?本当に単純なミスだけなのか?それとも、内容や事実関係にも誤りがあるのではないか?もっと言うと、校正・校閲をしない企業は企業としてどうなのか?等、一つのミスから企業としてのブランド価値を大きく揺るがすものとなります。
どの様な業務内容?
1.誤字脱字の確認
2.文章表現 (適切な言い回し・文体等) の確認
3.表記ゆれ (表記の不揃い) の指摘
4.ファクトチェック (事実関係の確認)
(例)固有名詞、地名、人名、電話番号、住所、HPアドレス等
5.書体、級数、色、ページ周り、ルビ位置などの体裁面の確認
6.表記ルールがあれば、正しい表記が使用されているかの確認
7.媒体によっては、レイアウトのフォーマット確認
(例) 版面のサイズ、書体や級数、行間、画像のサイズ、図面の位置、色指定などの確認
8.「画像・イラスト・図表」などと文章との整合性の確認
【参考:日本エディタースクール「実例 校正教室」】
校閲・校正が必要なコンテンツは?
雑誌、本、カレンダー、チラシ、製品カタログ、製品取扱い説明書、学校・会社案内、Webサイト等があります。
どの様な視点で校閲・校正を行うか見てみましょう。例えば・・・
・チラシ:製品の写真、金額、日付等に誤りがないか。
・製品カタログ:製品の仕様、目次と索引などに誤りがないか。
・学校・会社案内:事実関係、人物名略歴に誤りがないか。
どの様な条件があるか?
案件によって様々ですが、代表的なものを以下に示します。
・校閲・校正経験者
・すぐに連絡がとれる(チャットワーク等)
・パソコン、インターネット環境が整っている。
・MS Word、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなど、ビジネス用ツールの基本操作ができる。
・ITツールを利用することに抵抗がない。
・クライアント情報、個人情報を扱うため、『守秘義務』を守れる。
・自由に働ける分、責任感が強く、最後まで仕事をやり遂げられる。
・自分のお仕事に責任がもてる。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
校閲・校正の仕事は、文章に触れることが好きな人、些細な変化や間違いに気づく人等には向いている仕事ではないでしょうか?
案件によっては、時間に拘束させず、成果ベースでの業務も可能なため、家事や子育てに忙しい主婦の方々にもオススメな仕事ではないでしょうか。
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