副業でデリバリーサービスを始めようと考えてるけど、最近はフードデリバリーサービスの数が多すぎでどのサービスで副業したらいいのかよく分からいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「副業するならどのフードデリバリーサービスを活用すべき?」なのか、以下の大手5社を徹底比較しました。
- Uber Eats
- DiDi フード
- Wolt
- Food Panda
- 出前館
大手5社比較
Uber Eats(ウーバーイーツ)
ウーバーイーツは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く、ウーバー・テクノロジー社が2014年より展開しているサービスで、2016年9月より日本でもサービスが開始されています。
稼働時間
稼働時間は、朝9時~深夜0時までとなります。
報酬体系
報酬体系は以下が基本になっています。
関東の場合:
- 受取料金:1律265円(神奈川のみ250円)+受け渡し料金:一律125円
- 距離料金:60円/1km
関東以外の場合:
- 受取料金:1律215円+受け渡し料金:一律125円
- 距離料金:60円/1km
一方でウーバーイーツでは、クエストと呼ばれるインセンティブ制度が設けられており、諸条件をクリアすることで追加報酬を獲得することができます。
報酬支払日
報酬の支払は、毎週水曜日の週1回となっています。
必要な備品類
配達に必要なバックは、Amazon等で購入する必要があります。公式版は5,000円
特徴
海外からのフードデリバリーサービスの先駆者だけあって、サービス展開エリアが他社と比べても広いといえます。一方で、ライダーの数が多すぎて、すぐに仕事が回ってこないようなケースもあるようですので、その点は留意が必要です。
DiDiフード(ディディフード)
Didiフードは中国発の大手シェアリングサービス会社 DIDI CXUING(ディディチューシン)が運営しているフードデリバリーサービスで、日本にも2020年初旬に参入しました。
稼働時間
稼働時間は、朝9時~深夜1時までとなります。
報酬体系
DiDiフードの報酬体系は、自転車かバイクかによって分かれています。
自転車の場合:
- 290円/1配達当たり
- 距離料金:45円/km
バイク及び軽車両の場合:
- 300円/1配達当たり
- 距離料金:50円/km
なお、距離料金には商品受取までの距離も含まれるため、距離料金は他社よりも多く稼ぐことができるでしょう。
報酬支払日
報酬支払日は、毎週火曜日の週1回となります。
必要な備品類
.配達に必要なバックは4000円で入手する必要があるものの、返却すれば返金される仕組みとなっています。
特徴
大阪を中心にサービスを展開しているため、大阪在住の方は、試してみてもいいかもしれません。
Wolt(ウォルト)
ウォルトは、フィンランド発のフードデリバリーサービスを展開する会社で、2014年に設立され、020年3月に日本にも上陸しました。
稼働時間
- 日曜日~木曜日:午前10時~午後10時
- 金曜日~土曜日:午前10時~午後11時
報酬体系
ウォルトの報酬体系は、東京とそれ以外の地域で分かれており、配達回数及び距離に応じて計算されます。(*休日=土日午前11時~午後2時、午後17時~午後21時)
また、最低時給保証制度も設けられています。
東京の場合:
- 450円/1配達当たり (休日は550円)
- 長距離料金として、150円/km (休日は200円)
- 時給保証1,150円 (土日は1,350円)
東京以外の場合:
- 400円/1配達当たり (休日は500円)
- 長距離料金として、150円/km (休日は200円)
- 時給保証1,100円
これに加えて、Woltでは、ウーバーイーツ同様インセンティブ制度も設けられているため、追加報酬を獲得できる可能性もあります。
報酬支払日
報酬支払日は、以下の毎月2回となっています。
- 毎月15日締め ⇒ 当月25日支払
- 毎月末日締め ⇒ 翌月10日支払
必要な備品類
.配達に必要なグッズ一式(配達バッグ1個・Tシャツ2着・ジャケット1着・帽子1個)を5000円で入手する必要があるものの、返却すれば返金される仕組みとなっています。
特徴
北欧発祥会社であるからか「傷害見舞金制度」や「賠償責任保険」といった補償制度が充実していることも特徴で、配達する側としては安心できますね。
Food Panda (フードパンダ)
フードパンダは、 ドイツ系の会社であるデリバリーヒーローグループが展開しているデリバリーサービスで、日本にも2020年9月に参入してきました。
稼働時間
稼働時間は、朝8時~深夜0時までとなります。
報酬体系
フードパンダの報酬体系は少し複雑で、以下の6つの要素によって毎回変動します。
- 距離
- 配達車両
- エリア
- 配達時間
- 応答率
- ランク
ランクとは、配達員のランクシステムの事を指し、「1~6」までの6段階に分けられています。通常は「4」からスタートし、ランクが上がるほど、報酬も上がる仕組みです。
ランクは毎週「応答率(40%)」、「稼働率(40%)」「ピーク時勤務時間(20%)」によって総合的に判断され、アップデートされとのことです。
ただし、1000円/時間の最低時給保証(原付の場合は900円)が適用されますので、少なくともこの金額は稼ぐことができます。
報酬支払日
報酬支払日は、毎週1回となっています。
必要な備品類
配達に必要なグッズ一式(長袖Tシャツ2枚、バッグ、レインコート、自転車登録の場合ヘルメット)は無料で受け取ることができます。
特徴
フードパンダは、他のフードデリバリーサービスと異なりシフト制を採用しているため、事前に申請が必要になってきます。ただし、空きがあれば当日15分前まで入れることができます。
出前館
出前館は、LINE株式会社の関連会社である株式会社出前館が2000年より展開している国内最大級の宅配サービスです。
出前館では、形態としてアルバイト及び業務委託の2パターンが存在するため、今回は他のサービス同様、業務委託の場合について比較していきます。
稼働時間
稼働時間は、午前11時~午後10時となっています。
報酬体系
報酬体系は1件当たりの一律設定となっており、都心部では715円/件、その他のエリアでは660円/件となっています。
また、他のデリバリーサービスであるような報酬アップ制度などは設けられておらず、とてもシンプルな報酬体系となっています。
報酬支払日
以下の毎月2回となっています。
- 毎月15日締め ⇒ 当月20日支払
- 毎月末日締め ⇒ 翌月5日支払
必要な備品類
配達用のバッグは自分で用意する必要があります。
特徴
国内発かつ2000年より展開しているサービスだけあって、サービス展開エリアも全国に広がっています。また加盟店の数も他社よりも多いです。
報酬は後発の会社の方がサービスがアツい
ここまで大手5社を比較してきましたが、比較的後発のサービスの場合には、最低時給保証が設けられていたりと、配達する側にとってはうれしい報酬体系になっているといえます。
ただし、後発のサービスの場合には、展開しているエリアが比較的少ない場合が多いので、まず自分が住んでいる地域にサービスを展開しているかを確認しましょう。
複数の掛け持ちもあり
また最近流行っているのが、それぞれの会社の良い所取りをすべく、2社以上を掛け持ちしている人たちです。
特に「Uber Eats + あと1社」を掛け持ちしている人が最も多いようで、稼げる時間帯などによって使い分けしているケースもよくあるようです。
もし、複数の会社が自分の住んでいる地域にサービスを展開しているのであれば、複数の会社に登録して時間帯などによって使い分けるというのもありかもしれません。
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