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Freedox Magazineです。
本メディアでは、フリーランスや副業をキーワードに皆様が少しでも豊かな生活ができるよう役立つ情報の発信をしております。
日本においても、数多くのスタートアップ企業やベンチャー企業が設立されています。
また、会社法の施行により、株式会社の設立要件に関する規制が緩和され会社を設立することが簡単になったことも後押しとなっているでしょう。
しかし、一度会社を立ち上げたはいいが、問題は人手不足。
認知度のないスタートアップ・ベンチャー企業は優秀な人材の確保が困難です。
そこで、既に企業に所属している副業社員や、フリーランスとして独立して活躍している人材が注目されています。
今回は、スタートアップ・ベンチャー企業の目線で、副業社員やフリーランスに注目する理由などをご紹介します!
会社設立はしたものの、人材が足りない
会社の事業モデルやミッション、バリューを決め、いざ会社を設立したが、人材がなかなか集まらないというケースは少なくありません。
事業を進めていくには人材の確保が必須です。
ただ、公募をかけても知名度も低く、将来性や処遇等々の事情を踏まえると、優秀な人材のスタートアップ・ベンチャーへの応募は中々厳しいものがあると言えるでしょう。
どの様な人材にアプローチするか?
そこで注目されているのが、企業に所属しながら副業する人、フリーランスとして独立している人です。
特に、副業社員を活用する最大のメリットは、既に企業に所属しながら最前線で活躍している優秀な人材を雇用することなくリーズナブルな価格で仕事を依頼することが出来ます。
例えば、日頃は生活のために働いているような大企業に勤めている副業社員が、副業という位置付けでスタートアップ・ベンチャーの新しい事業やサービス開発の手伝いをすることで、やりがいを見出したり、副業での経験を通して本業で新しい価値が出せたりと考える人も多いと思います。
更に、スタートアップ・ベンチャーに興味があったとしても、最初からフルコミットして雇用されることは、将来性を考えるとリスクが高い。と思う人が殆どと思いますが、副業なら本業を辞めることなくスタートアップ・ベンチャーに参加出来るため、リスクヘッジの観点でも最良の判断と言えるでしょう。
優秀な人材は、既に企業に雇用され囲い込まれているというケースが殆どで転職市場に出てこないケースが殆どです。
これらの人材は転職しようとしたとき、自分から職探しをしなくても、ヘッドハンター等や知り合いを通して声がかかりすぐに次の職場が決まります。
したがって、スタートアップ・ベンチャーが正社員として雇用をしたいと思っても、難しい場合が多々ありますが、副業社員なら活躍してもらえるケースが多いと思います。
また、副業ベースで働くことで、企業側・人材側の双方から、この仕事企業にマッチするのか?を見極めることが出来ます。双方に興味があれば、正社員登用されフルコミットしていくことも可能です。
副業社員に活躍してもらうための企業の取り組み
副業社員は、本業の時間が空く平日の夜や休日に仕事をすることになります。
このため、全ての作業が在宅ワークで完結できるように整えているケースが多いでしょう。
会議は全てオンライン、業務の進捗管理やタスク管理も全てオンラインで完結出来るような環境を整備しています。
企業によっては、タスクの進捗管理や人材のスケジュール管理をグループウェアを使用して一括管理しているケースもありますが、スタートアップ・ベンチャーの中でもコストを最小限に抑えている会社は、メールアドレスの付与と最低限の情報セキュリティーの対応のみというケースもあるかと思います。
この様な場合にでも、リモートで全て業務が完結できるよう社内の業務プロセスの構築を確実に行い副業社員に業務依頼がされるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
副業社員やフリーランスとして活躍される方々で、スタートアップ・ベンチャー企業へ応募されてみるのもいいのではないでしょうか?
何故、スタートアップ・ベンチャー企業が副業社員を前提として雇用・業務委託することの背景もお分かりいただけたかと思います。
ただ、会社体制が整っている企業から、いきなりスタートアップ・ベンチャー企業で仕事をすると、体制が整っていないことによるカルチャーギャップも大きいと思いますので、事前に先方と面談を重ねて契約することが重要と思います。
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