取引が簡単といわれているバイナリーですが、その取引にはいくつかの種類があります。その取引手法について、説明していきます。
そもそも、バイナリーって何?という方は☟
ラダーオプション
まず、バイナリーオプションで最も一般的なのがラダーオプション。
ラダーオプションは、目標レートである足場の一つを選び、それよりも上に行くか、下に行くかを選ぶ手法となります。ラダーとはハシゴの意味で、値幅がハシゴの足場のように区切られているのを想像してみれば、想像がつくかもしれません。
決められた時刻(判定時刻)に条件を満たしていればペイアウトとなり、決まった金額を貰うことが出来ます。このハシゴの足場一つ一つは、「目標レート」又は「権利行使価格」などと呼ばれることが多いです。この権利行使価格の数や権利行使が設定される間隔はFX会社や相場状況によって違うが一般的です。当然、数が多ければ多いほど、選択の幅は広がります。各FX会社にはバイナリーオプションのデモ口座も用意されていたりするので、実際に試してみると良いかもしれません。
この手法は、多くのFX会社で採用されており、初心者にも一番わかり易いオプションと言われています。
ワンタッチオプション
一回でも目標レートにタッチすればOKというのがワンタッチオプションとなります。
ラダーオプションは、判定時刻の一点で条件を満たすか否かを判定される一方で、ワンタッチオプションは取引時間内に1度でも条件を満たすことができればペイアウトがもらえます。
利用者は「このレートまで行くだろう!」というポイントを予想して、そのレートにタッチするかどうかをオプションで購入します。通常、為替相場は常に波を打ちながら動いているので、時間内に設定したレートに1回でもタッチできればペイアウトとなります。
この手法は、値動きの激しい相場や、経済指標などが発表された時などの乱高下が想定される場面で役立つバイナリーオプションになります。
レンジオプション
レンジオプションは、判定時刻にレートがレンジ内に収まるかどうかを予想する手法です。
レンジオプションは2つの為替レートからなる値幅(レンジ)を決めて、判定時刻に為替レートがそのレンジ内に収まればペイアウトとなります。一方で、決められた時間に為替レートがレンジから外れているような場合には、ペイアウトは受けられません。
レンジオプションは相場にトレンドがないような状況下で使われることが多い手法になります。
まとめ
ここでは、バイナリーオプションを実行する上での3つの手法を紹介してきました。それぞれ、どのような状況下に適しているのかを確認し、その時に応じた最適な手法を選択するのが大事になってきます。
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