最適なテレワークビデオ会議システム 【Slack編】

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2020年に入り、テレワーク(リモートワーク)が急速に広がり、ビデオ会議システムの必要性が格段にあがりましたね!でも、 Slackだとか、google hangoutだとか、Workplaceなど、様々な会議システムがあり、混乱してしまいますよね!今回はその中でも、Slack Technology社が提供するSlackについて紹介していきます。

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画像出典:Slackウェブサイト

そもそも、Slackって何?

Slackは、アメリカのSlack Technology社が開発し運営しているwebチャットシステムです。元々はGlitchというゲームの映像配信サービスを開発していたスタッフたちが、社内のコミュニケーション用に作ったシステムですが、これが後々商用化され、Slackとして提供されています。

日本では、ソフトバンクグループなどがSlack Technology社に出資しており、同社は、は2019年に米株式市場に上場しています。今、注目の企業の1つと言えるでしょう。

Slackの導入実績と効果は?

Slackは、2020年時点で、そのユーザー数が1000万人を超えております。また、フォーチュン100企業のうち60社以上がSlackを導入しています。さらに、Slackの有料プラン利用企業数の数は、昨年比で50%以上増加しており、合計で85000社を超える企業が導入しています。

日本では、パナソニック、ヤフージャパン、サイバーエージェントなど多くの大企業が導入しています。

Slackを導入するメリット

多くの企業がSlackを導入していますが、導入のメリットはどこにあるのでしょうか。

Slack導入のメリットについてみていきましょう!

チャット内の会話ログが追える

Slackでは、チャンネルという機能を使ってグループチャットができます。チャンネル内では、それまでの会話のログが残っているため、途中からグループチャットに入った人でも、それまでの会話の流れを追うことができます。そのため、1人1人に今までの会話の流れを説明する必要はありません。

関連しそうな人をチャットに招待することで、同じ情報の共有が可能

Slackは、チャンネルを作成し、そのグループチャット内でコミュニケーションを実施します。そのため、グループチャットに参加している人は、全員が同じ情報を得ることができます。また、メールでよくある「To」や「CC」などの宛先を気にする必要はありません。

また、Slackでは、メッセージを送付した後でも、そのメッセージの削除が可能です。そのため、誤送信してしまっても焦ることはありません。メールだと中々そうはいきませんよね。

通知のカスタマイズが可能

Slackを使用していくと、自然と多くのグループチャットが作成されます。時には、自分宛でないメッセージについても通知が来るので、パソコンや携帯が通知で鳴り続けるといったことも起こります。

しかし、Slackではグループチャットごとに通知が飛ばないように設定することも可能です。そのため、例えば、会話を閲覧のみをしているグループチャットについては、通知をオフにし、自分の好きなタイミングで、コミュニケーションを確認するというようなこともできるのです。

外部サービスの連携が可能

Slackは、GoogleドライブやGoogleカレンダーなど、様々な外部サービスとの連携ができます。そのため、例えば、Googleドライブと事前に連携をしておけば、Googleドライブの共有リクエストが来た場合に、その通知がSlackに飛ぶように連携することも可能です。

これを実施することで、様々な通知を一纏めに管理することができるので、とても便利な機能といえます。

 

Slackの主な機能

Slackにはチャットに加えて、様々な機能がついています。

チャット機能

まず、ちゃっと機能には、タイムライン、チャンネル、ダイレクトチャット、などといった機能が搭載されています。

検索機能

検索機能として、チャット内での発言を検索したり、人やチャンネル、投稿時期でフィルターをかけ、必要な情報を抜き出すことができます。

ファイル機能

ファイル機能では、ファイルのアップロードやダウンロード、また、ファイルのプレビューが可能です。

ビデオ通話機能

Slackでは、ビデオ通話も実施することが可能であり、Slackでのビデオ通話を通じて、画面共有をしたり、画面への書き込みを実施することが可能です。

気になる価格は?

Slackでは、無料プランから有料プランまで、大きく分けて4つのプランが存在します。

フリープラン

無料で利用できるフリープランについては、やはり有料版と比較するとその機能に差ができてしまいますが、例えば以下のことが可能です。

・閲覧できるメッセージ件数は10,000件まで

・ビデオ通話は1対1ユーザーのみ

上記機能で十分と考えられる人は、フリープランを利用すれば問題ないでしょう。

一方で、頻繁にSlackを使用していると、10,000件までのメッセージ閲覧やビデオ通話は1対1のみという制約は、不便と感じることもあるかもしれません。そのような場合には、有料プランがおすすめです。

スタンダードプラン

月額:850円

スタンダードプランでは、フリープランの機能に加え、メッセージの閲覧制限がなくなったり、グループ通話が15人まで可能となるなど、いくつかの機能が追加されます。こちらは、中小企業向けに適したプランといえるかもしれません。

プラスプラン

月額:1600円

プラスプランは、大規模な企業や高度な管理ニーズを持っている企業向けのプランで、スタンダードプランの機能に加え、年中無休24時間体制のサポートなどの追加サービスが搭載されています。

Enterprise Gridプラン

月額:応相談

規制業界や、非常に大規模で複雑な組織を持つ企業向けのサービスとして、Enterprise Gridプランも提供されています。こちらは、個々のニーズに合ったサービスを提供することを主としているため、月額利用料も、必要なサービスなどを担当と話合いながら、決定していくこととなります。

まとめ

ビデオ会議システムとして、考えると、Zoomやその他会議システムと使い勝手は若干異なるかもしれませんが、グループチャットなどを多く利用する企業については、十分に活用できる可能性がありますので、まずは、無料版から試してみてはいかがでしょうか。

 

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