半沢直樹、帝国航空はJALがモデル。実話をリアルに描かれている?

ノマド

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日曜夜9時よりTBS系列で放送中の「半沢直樹」。東京セントラル証券を舞台とした第4話までが終了し、いよいよ第5話から新章へ。第5話より半沢は東京中央銀行への復帰を果たし、舞台を「帝国航空」へと移しています(原作も、ロスジェネシスの逆襲から銀翼のイカロスへ)!!

そこであらすじも踏まえながら、実際に航空会社に関与している側として、航空会社をどこまでリアルに描けているのか確認していきたいと思います!

一部ネタバレも含まれているので、ドラマだけみたいというかたは慎重に見て頂ければと思います!

連続ドラマ「半沢直樹」第5話のワンシーン(C)TBS
(C)TBS

あらすじ

第5話から、「次の相手は国家権力!破綻寸前の航空会社の再建を任された半沢を巨大な壁が待ち受ける」と題し、いよいよ「帝国航空編」がスタートしています!

第5話はこんな感じのストーリー!

脳雑伎集団の粉飾を突き止めた半沢は、東京中央銀行を救った立役者として本店への復帰を果たした。だが復帰早々、中野渡頭取から直々に破綻寸前の帝国航空の再建を任される。

帝国航空は日本の空輸を担い、まさに国を代表する大企業だが、近年の経営状態は決して芳しくない。しかし、労働組合やOBの力が強いため大胆な改革もままならず、もはや身動きが取れなくなっていた。

そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井亜希子(江口のりこ)が会見で帝国航空の大胆な改革を華々しく提案する。彼女によれば、弁護士の乃原正太(筒井道隆)をリーダーとした直属の再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に、一律7割の債権放棄を検討しているという。

もしこのプランが実現すれば、東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放さなければならなくなってしまう。半沢は何としても帝国航空を自力再建させるため、帝国航空へと乗り込むが、そこには一筋縄ではいかない巨大な壁が待ち受けていた…。

https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/story/より

帝国航空のモデルはJAL

帝国航空のモデルはJAL(日本航空)で、実話とドラマではそれぞれこのように置き換えられていると言われています!

帝国航空→JAL

・進政党→民主党

・的場内閣→鳩山内閣

・的場一郎=鳩山由紀夫

・箕部啓治→小沢一郎

・白井亜希子→蓮舫×前原誠司×辻元清美

・帝国航空タスクフォース→JALタスクフォース

実際、原作の「銀翼のイカロス」の後書きにも名前が書かれているようなので、これは間違いないと言っていいでしょう。

https://twitter.com/K_nh10/status/1292448875307909121?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1292448875307909121%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fminiminimiutat.com%2Fhanzawanaoki2-teikokukokuku-jal-4096

 

JALの破綻について

これが実話だとすると、JALって破綻したの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、JALは、2010年1月に会社更生法を適用しています(事実上の倒産)。

http://satomicpaoffice.com/%e5%80%92%e7%94%a3%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%88%e4%bc%9a%e7%a4%be%e6%9b%b4%e7%94%9f%e6%b3%95%e3%80%81%e6%b0%91%e4%ba%8b%e5%86%8d%e7%94%9f%e6%b3%95%e3%80%81%e7%a0%b4%e7%94%a3%e3%80%81%e7%89%b9%e5%88%a5/

会社更生法申請後、日本政府の介入(JAL再建業務を要請した再生タスクフォースなど)や、京セラ創業者の稲森和夫氏がJALの会長に就任し、再建に尽力したこともあり、JALは、2012年に再上場を果たしています。

JALは、会社更生法を適用したことに伴い、当時抱えていた負債などがきれいになっているともいわれており、現在では、破綻を経験していないANA(全日本空輸)よりも財務諸表がきれいであると言われたりしています。

何とも言えない感じですが。。。

帝国航空とのやり取りはリアルに再現されている?

第4話の最後で、半沢は帝国航空に訪れ、経営再建を申し立てるシーンがありました。そこで、「帝国航空」の社長がしきりに言っていたのが、「帝国航空には社外的意義がある」「公共交通機関として、日本の運輸の発展に貢献してきた」「赤字だからと言って、簡単に切り捨てるわけにはいかない」ということです。

これは、日本の航空業界では良く聞く言葉ですね。第4話では、帝国航空のシーンは最後の数分でしたが、リアルに再現されているように感じました!

http://satomicpaoffice.com/%e5%8d%8a%e6%b2%a2%e7%9b%b4%e6%a8%b9%e3%80%81%e5%b8%9d%e5%9b%bd%e8%88%aa%e7%a9%ba%e3%81%ae%e5%86%8d%e5%bb%ba%e8%a8%88%e7%94%bb%e9%96%8b%e5%a7%8b%ef%bc%81%e9%bb%92%e5%b4%8e%ef%bc%88%e7%89%87%e5%b2%a1/

 

まとめ

半沢直樹、「帝国航空」編は非常に楽しみですが、第4話の最後を見る限り、実話や実際の業界状況を忠実に再現できるているような印象を受けました!いよいよ、第5話からは本編がはじまりますので、引き続き詳しく見ていきたいと思います!

 

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